先のブログ
『夜旅行写真集』 の、続きです ☆
『記憶図書館別室』 とは、
しおさんの紡がれる世界の
どこか、にある、図書館です
と、いっても
その物語はまだ
地中深くの
眠れる鉱石のように
森の暗がりに湧く
冷たい泉のように
しずかな光をたたえながら
産まれ出る
『その時』 を待っています
私は時々、しおさんと
『星屑通信』
なるものを、していて
(それは、お互いのアトリエ
『雨雲荘』 と 『月光荘』 から、
降りてきたインスピレーションを
星屑のように交信し合う、
というものなのですが・・・ ☆)
その通信中、ピピピピ、と
『記憶図書館別室』の
あの、ふたり、の姿を
受信したのでした
時折、送信していただく
『別室』 の、ふたり、の姿・・・
文字で綴る
スケッチのような素描に
私はすっかり魅了されてしまいました
私自身
『図書館』 が大好きなこども
だったこともあり・・・
このふたりが、いつしか離れがたく
心に棲みついてしまったのです
そんなわけで
『夜旅行写真集』 を、彼らの棲む
『記憶図書館別室』 に寄贈して
この愛すべき、ふたり、から
必要としてくださる方に
貸し出してもらえたら・・・
なんて、
空想してしまったのでした
しおさんの発案で、
ふたり、の絵を刻んだ
図書カードをつくらせて頂くことになり
朗読会の日に
晴れてお披露目ができました ☆
さらに、思いがけず
その場で 『夜旅行写真集』 や
持ち寄った本の交換が行われ、
早速図書カードを
使って頂けることになりました!
(もっと完成品を
たくさん刷っていけばよかった~~!)
しおさんからもご快諾頂けたので
『記憶図書館別室』 に棲む
私の大好きな、ふたり、の
文字と絵によるスケッチを
少しご紹介しますね ☆
しおさんと 『星屑通信』 するごとに
ふたり、のことがわかってきて
どんどん、ふたり、の表情が
変わっていったのが印象的でした
ちいさい図書カードに
縮小印刷する都合上
最後はペン画で仕上げましたが、
鉛筆画でふわっとさらっと
ラフに線を重ねた絵も
ふたり、の魂を
よく表せているような気がして
お気に入りです ♪
個人的に、とってもとっても
大好きな、大切な、お話になりそうな
『記憶図書館別室』
いつか、しおさんの中から
本というカタチのいのちを得て、
大きく羽ばたく日が
読者として、とても楽しみです☆